合い鍵は誰が持っているか把握しているだろうか。もちろん初めから数本は錠前とセットとなっており、家族や恋人・または大家・管理会社が管理していることもある。それ以外に合い鍵があるなんて、一般的には想像さえしないだろう。しかし鍵は、様々な方法で合鍵が作れる。もし知らない間に他人が自分の家の鍵を作っていたら、とても恐ろしい事である。
合い鍵の作り方
一般的には、マスターキーという鍵に番号がふられているものがもととなる鍵だ。町にある合鍵屋さんも、このマスターキーをもとに鍵をつくため、合鍵からの合鍵作成は断られることが多い。
それにはただ単に鍵番号が無いから技術的に作る事が出来ない理由と、持ち主以外が不正に合鍵を作ろうとしている可能性もあるからだ。マスターキーであれば持ち主であると確認がとれるが、一時的に合鍵を預かっている物が隠して持っておくように複製しようとすることもある。
なので安易に鍵は他人に渡すべきではない。特にマスターキー(鍵に番号が表示されている物)は自分以外は持たせないようにしよう。
また、鍵がギザギザの刻みキーシリンダーである場合、プロなら鍵穴の中を確認するだけで合鍵が作れてしまう。
主に鍵に精通した鍵屋の技術であるが、プロの泥棒も技術を磨いているのでこの鍵穴から鍵を作ることが出来る場合がある。ギザギザの鍵は比較的防犯性が弱いので、合い鍵が作れてしまうほかに破壊やピッキングに弱い面も心配である。
もし10年も鍵をかえていないのであれば、鍵穴から合い鍵を作る事が難しいディンプルキーシリンダーに交換することも考えておこう。