鍵をなくす危険性
仕事から帰りほっと一息つきたいところだが、もしも家の鍵を紛失してしまっていたら、ほっとするどころか家の中に入る事が出来なくなり、疲れを癒す間もなく時間と対応に追われ日を超えてしまう、という事になりかねない。
家の鍵は絶対に紛失するわけにはいかない。
なぜなら上記のように、ほっとする我が家に入れないだけでなく、落とした鍵を誰が拾うかわからないからである。
どうせ自宅など鍵だけでは特定する事が出来ないだろうと高を括っていると痛い目を見る。
もし落とした鍵を拾われ、家まで後をつけられていたらどうだろう。実際に後日拾った鍵を使用して空き巣をはたらいた事件もある。または意図的に鍵を盗まれている場合もある。カバンや家の鍵を置きっぱなしにしていたら、悪用目的の者が盗んだ。だが本人としてはどこかで落としてなくしたかな？と危機感を持たないことも多い。
鍵をなくしてしまった場所が明確にわかる場合は探して見つけ出すことが1番である。または旅先で鍵を忘れてきた場合は早急な対策は不要であるが、もし通勤圏内・毎日歩く場所などで紛失した場合は気をつけよう。
鍵をなくしてしまったら
鍵をなくした時、上記のような危険性があるものの、第一にはまず扉をあけることが先決である。
ここで焦って鍵を叩き潰そうとしたり、窓ガラスを割ることは賢明ではない。なぜなら後の修理費用が大変高額になるからである。
また外部から見て不審人物・はたまた空き巣と思われ通報されかねない。まずは落ち着いて合鍵を持つ者がいないか記憶の中へ問いかけよう。親・恋人・親戚など、合鍵を持つ者がいるならば多少タクシー代金がかさんでも一番手っ取り早く事がおさまる。
次にもし賃貸住宅であるなら、大家さんに連絡を取ろう。合鍵がある場合は良いが、無い場合もある。誰も合鍵がない、または一刻も早く家の中に入りたい、そういう時は鍵開けの鍵屋を呼ぶことが望ましい。ただし出張費用と鍵開け料金は必要となるが、扉を壊したあとの修理費用やガラスを交換する費用（ガラス交換は大変高い）、また扉が壊せなかった時の事を考えると費用は出張費込でだいたい数千円から頑丈な鍵だと2万円程で鍵を開けてくれる。
鍵屋の場合、鍵を壊さずに開ける事が出来る（状況によるが）ので、のちのち使い続けられるメリットもあるだろう。また、鍵は悪用される恐れがあるため、なくした場合は鍵を交換する事も重要となる。
鍵をなくさない為に
鍵をまだなくしていない、または1度失くした事があるならば次になくさないよう、対策をしておこう。家の鍵には大きいストラップやキーチェーン、目立つ色の物を付けておくことは鉄則である。置き忘れ・落としたときに音ができるだけ聞こえるように鈴もオススメである。チリチリうるさいのが嫌なのであれば、カバンに繋いでおく・財布に繋いでおくといった事も対策となる。